レファレンス⑦ -memento mori*-

―――エイドリアンねぇ……… ―――運命ねぇ…… 老婆の声に青年は応える。 そして、老婆は占いを始め、うんうんと唸っていく。 彼はそれを見守っていたが、―――無理だねと言われる。

“え?今後もボコられ、むしられる運命は、嫌なんですよ!なんとかして下さいよ!”

―――いやね、アンタ、運命どころか…… ――――――先が見えないんだよ。

“え?”

―――強いて言うなら、過去か……に何かあったようだねぇ

“―?” ―――まあ、これなら、すぐに分かると思うねぇ ―――――――――――――――――――――――――― ルネは幼い時の記憶を失っていることについて、自身の中で幾つかの仮説を考え、組み立てていくが、どれも曖昧に終わってしまう。 この答えを持っているとみられる“あの時に出会った馬”は、一体どこでいつ、再び現れるのか? ――考えても実際に会えない限り、どうにもならないわねと彼女はペンダントに目をやる。

そんな彼と彼女に大きな転機がまもなくやってくる。 ―――――――――――――――――――――――――― ………やっと、出来たぞ!これで!クックックッ……… その笑い声に気づいたノキアはため息を深く吐いた。


日時 :

2016年8月20日(土) 22:00~

場所 :

Britain ブリタニア公立図書館

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